説明しよう!!
哀は、魔法の試験管を持って呪文(棒読み)を唱えることでわずか0.35秒(推測)でマジカル☆哀へと変身するのだ!!
マジカル☆哀になった哀は天下無敵!!ナイフと爆弾を使いこなしヒョウちゃんにツッコミを入れる存在にとなるのである(笑)!!
「よーし!!マジカル哀の出番だああああ!!」
ヒョウちゃんの絶叫が地下室に響き渡った。
魔法少女マジカル☆哀 黒の組織の罠!? 後編
マジカル☆哀に変身した哀は、ヒョウちゃんの案内の元、マジカルモンスターが現れたという現場に向かっていた。
「こっちだ。こっち!」
ヒョウちゃんが言いながら先導する。その後ろを哀は、いつものヒラヒラの服装で飛んで追いかける。
「うーん……」
なにやら珍しく時折、ヒョウちゃんは考え込むようにうなっている。そのことを気にかけた哀は、ヒョウちゃんに問いかけてみた。
「なにをそんなに考えているの?」
「いやさ、今回のマジカルモンスター、レインダムネットワークにひっかかっていないんだよね」
「ひっかかっていない?」
哀は眉をひそめた。
たしかレインダムネットワークとは、マジカルモンスターが現れたとき探知するためのモノであったはず。なのに、探知されていない?
「探知に失敗したのじゃないの? グリフォンの時だって、人知れず現れて宝石を集めていたじゃない」
「そうなんだけど。アレがもっと前に人知れず現れていたとしても、騒ぎにならないわけないはずなんだけどなあ」
「アレ?」
ヒョウちゃんが小さい指で指し示す。哀は示された方向を見た。
人々が逃げ惑う中それらの人々を追いかけるように、5メートルはあろうかという大きなムカデが襲っていた。
「アレが今回のマジカルモンスター。大百足(おおむかで)だ。な?おかしいだろ?」
確かにおかしい。もしアレがもっと前に現れていたとしたら、今まで騒ぎになってない方がおかしい。
「今、ちょうど現れて、それにも関わらず探知に失敗しただけかなあ。ま、いっか」
ヒョウちゃんは気を取り直すと、哀に告げた。
「よし、早く捕獲するぞ!哀、マジカルフラッシュだ!!」
その言葉に哀は、たくさんのナイフを取り出し、大百足に向かって接近していく。
マジカル☆哀が大百足の身体にナイフを投げつけようと、
「そういえば……」
したところで、側にいる小さな黒ヒョウに聞いた。
「伝説だと、大百足の身体の表面は鉄のように覆われていて刀や矢じりを通さなかったらしいけど、アレはどうなの?」
「え!?な、なんのことかなあ?」
ヒョウちゃんがドキっとした表情になって、あさっての方向を向く。
その様子に不審なモノを感じ取った哀は、ヒョウちゃんに冷たい口調で聞く。
「で、どうなの?」
「い、いや、ヒョウちゃんはよくわからないなあ♪」
「そう」
ふう。
哀は、ひとつため息をつくと、
「行くわ」
超スピードで真っ直ぐ大百足に向かって飛んでいく!
「あ、哀!?」
「これで、終わりよ……!」
マジカル☆哀が爆弾を投げつける!!
どっかーん!!
爆風が大百足に襲い掛かる。強烈なまでの衝撃が大百足の身体を激しく揺さぶった!
キキーーー!!
聞き触りな声を上げると、大百足はその大きな身体を地面に横たえたのだった。
「あああーーーーー!!」
「さあ、さっさと捕まえて戻りましょう」
ヒョウちゃんが、愕然としたように叫ぶ。そんなヒョウちゃんに哀はクールな表情で告げた。
「なんでマジカル・ハート・アタックを使ったんだああ!!」
叫ぶヒョウちゃんに哀は冷たい視線でたずねた。
「ならなんでさっき質問をごまかしたの?」
「そ、それは……」
「それにすぐ終わったのだからいいでしょう?」
それだけ告げると、哀は魔法の試験管で大百足を吸収する。
(それにしても、少しはモンスターの勉強をしたかいはあったわね)
マジカルモンスターを捕獲するために、哀は色んな幻獣の知識を得ようと考えて調べていたのが今回は功を奏したらしい。
おかげでヒョウちゃんにごまかされずにすんだのだから。
「うう。マジカルフラッシュが弾かれて、効かないぞってことになって、そこで颯爽とマジカル☆哀に倒すアドバイスをするという、ヒョウちゃんの計画があ……」
ヒョウちゃんは何やらぶつぶつと言っている。そんなヒョウちゃんを横目にマジカル☆哀はこの場を立ち去ろうとする。
「え?」
その時、哀の目に留まった物があった。ヒョウちゃんも気づく。
それは、小型犬くらいの大きさをしたネズミといった感じの生き物だった。額に何か光を反射するものがある。よく見てみると、それはガーネットのような大きな赤い宝石だった。
そんな奇妙な生き物が、この大騒ぎの中でこちらを見ている。
「あ、あれは、カーバンクル!!」
「カーバンクル?」
「ああ。レインダムで飼われている人気のペットのひとつだ」
哀とヒョウちゃんが見つめる中、カーバンクルが去っていく。
「あれも捕まえるぞ!行くぞ。哀!!」
「そうね」
一人と一匹は大百足を倒した現場から立ち去ると、逃げるカーバンクルを追いかけた。
カーバンクルがチョロチョロと街中を逃げ回る。
それを、マジカル☆哀は空を飛びながら追いかけていた。
「かなりすばっしこいわね」
カーバンクルは、大分すばやいらしく空を飛んでいてもなかなか捕まえられない。
そうして、延々と追いかけっこが続き、哀は焦っていた。
(まずいわね。あまり時間をかけたくないのに……)
なるべく上空を飛ぶようにしてはいるが、それだと路地などに逃げられた時見失ってしまう。
そのため、あまり高く飛びすぎるわけにもいかず、そうすると、下にいる人々に騒がれてしまうことにもなり、かなり危険な状況となってしまう。
そんな空中と地上の追跡がしばらく続き、哀は長時間カーバンクルの後方を飛ぶ。
だが、幸いというべきか状況が哀に味方したのか、
「なんか人気がいない方に逃げてるなあ」
カーバンクルは港湾埠頭の倉庫群があるほうに逃げている。あまり人が立ち寄らない地域だ。
港湾埠頭の倉庫群に近づいていくに連れ、哀に苦い記憶が蘇る。
姉の死んだ場所……
そこは自分の姉が死んだところであったのだ。
(お姉ちゃん……)
自分を組織から抜けさせるために黒の組織の一員になった姉。
それまでは、普通に学校に通い、普通の友人を作り、そして普通に生活していた姉。
(もっとも恋は普通とはいかなかったみたいだけど……)
姉は、諸星大という恋人とつきあっていたが、どうやら彼はFBIだったらしい。
それでもと、哀は想像した。
姉がただ幸せに暮らせていたかもしれない光景を。
たとえそれが組織の監視つきだったとしても……
哀は自分の姉に思いをはせた。
そして、その哀の姉への思いがわずかに哀の注意力を散漫にしていたのだ。
カーバンクルを追いかけ、港湾埠頭の倉庫群の路地を通り過ぎようとした、その時。
「!?」
突然マジカル☆哀の真下の地面が光り始めた!!
その地面には直径5メートルくらいの大きい円が描かれている。
星やうずまきなどといった幾何学的な様々な文様がそこに刻まれていた。
ヒョウちゃんが驚きの声を上げる。
「魔方陣!?」
ズダーン!!
空を飛んでいたマジカル☆哀とヒョウちゃんは地面に叩きつけられる!
「動けない!?」
「がーん!動かないぞーーー!?」
二人の体がまるで全身に鉛でも乗せられたかのように重くなった。指一本すら動かせない。
「やっと捕まえたわ。シェリー」
そこに勝ち誇った女性の声が哀とヒョウちゃんに聞こえてきた。
哀とヒョウちゃんが声のした方を見るとそこには一人の黒い服の女がいた。
その女は年は30代後半だろう。知性あふれる容貌だ。かけているメガネが彼女の知性をより引きたてていた。
女の傍らには黒服の男達がつきしたがっている。
そして哀には、その姿には見覚えがあった。
「あら?キルシュじゃない?ひさしぶりね?」
「そんな態度もそこまでよ」
からかうような哀に言葉を返しながら、キルシュは持っている玉のようなもので哀とヒョウちゃんが追ってきたカーバンクルを吸い込んだ。
「この動物はかなりすばやくてね。捕まえて飼いならすのに苦労したわ」
「こらー!!何をするんだあ!!」
「あなたは妖精ね?黒ネコの妖精。ケット・シーの一種かしら」
叫ぶヒョウちゃんを見てキルシュはつぶやく。
それにしても……ヒョウちゃんって妖精だったのか……
「ちがううううううううう〜!!黒ヒョウだああああああ!!」
「まあ。そんなことはどうでもいい話よね」
「がびーん!!」
哀の言葉にわけのわからぬ奇声語を発しショックを受けるヒョウちゃん。
「ふ〜んだ……いいんだ。いいんだ……オレは黒ヒョウなのに黒ネコだって間違われたままでいいんだあ……」
ヒョウちゃんはいじけて、床にのの字でも書きそうなほどの落ち込みぶりである。
「で?わたしに何の用なのかしら?」
哀の問いかけにキルシュは、ふっと笑うと静かに語り始めた。
「世界中で様々な伝説や神話が語り継がれているわ。古代の昔、魔法の国とこの世界はつながっていた。
神話に出てくる想像上のモンスターとかはそのときの交流から出てくるのね。」
「…………」
「だけど、急速に広まったキリスト教の激しい弾圧、魔法に対する偏見から魔法の国はその道を閉じてしまう。一部の魔法使いとかは、こちらの世界にも残ったようだけど、その後の中世の魔女狩りに代表されるような激しい弾圧の結果、魔法と言えるようなものはこっちの世界にまったく残らなかった……」
キルシュが淡々と魔法の歴史について誰に言うでもなく語りつづけている。
「その後の科学の急速な発展もあって魔法というものはまったく見向きもされなくなっていったわけよね」
いまだ誰もしゃべらない中ただキルシュの語る声だけが響いていた。
「だけど、魔法の遺物というものは世界中に残っていて、現代科学では太刀打ちできないほどの高いテクノロジーを保有していたらしいわ。魔法の国のテクノロジーが欲しいのよ。現代の科学なんかとは比べ物にならない魔法テクノロジーが!」
キルシュの手が話す者の興奮を示すように大きく揺れた。
「それで?わたしをどうするつもりなのかしら?」
哀は冷笑を浮かべ挑発するように言った。
「そうね」
キルシュは面白がるように微笑み、懐に手を入れると、
「姉と同じ場所で死んでみる?」
哀にぴたりと銃口を向けた。
冷たい銃口が哀に向けられている。
それは引き金を引くだけで哀を殺すことができる危険な道具だった。
普通の人間なら、恐怖して命乞いするところだろう。
しかし、哀の目には恐怖の色がない。それどころかキルシュをバカにしたような目で見ている。口元には冷笑さえ浮かんでいた。
おびえの表情でも見てやろうと、銃口を突き付けたキルシュだったが、その行為はキルシュを苛立たせた。
自分の学説を荒唐無稽だとバカにした学会の連中と同じ目。
哀の目はひどくキルシュの癇に触った。
パン!
乾いた音とともに哀の脇腹を銃弾が貫き、哀の顔が歪む!
「そういう目はやめてちょうだい。悪いけど主導権は私が握っているのよ」
キルシュは、苛立ちを振りはらうかのように宣告する。
だが哀は、まだあの目でキルシュを見続けている。
キルシュの銃を持つ手に自然と力が込められた。
哀は、そうなることを知っていた。キルシュの性格は把握している。
理性的な人間だが、研究のことになると目の色が変わる激情型の部分があるのだ。
自分が黒の組織に見つかってしまった以上周りの人間も無事ではすまない。
ここで自分が死ねば、博士も歩美や光彦、元太、そしてあの少年、工藤新一も巻き込まずにすむ。
自分さえ死んでしまえばいいのだ。自分の命と天秤にかけるまでもない。
哀は自分の死を覚悟した。
(いいの?)
その時、哀の心の奥底から、か細い疑問の声が上がった。
(ほんとにそれでいいの?)
(なにが?)
哀は自分の心の疑問に冷めた心境で返す。ここで自分が死ぬ。それで解決するではないか。
(あなたは、逃げないと心に決めたのではないの?)
(でも……)
(歩美はどうするの?)
その心の声に哀は、ハッとした。
そう。もし、ここで死んだとしても、マジカルモンスターは現れ続ける。キルシュは、そのマジカルモンスターを追うだろう。
そうなれば、あのもう一人の魔法少女が黒の組織と接触してしまうかもしれない。その可能性はゼロじゃない!
哀の諦めかけていた瞳に意思が宿る。なんとしてもここでただ死ぬわけにはいかない。
だが、状況は哀に取って最悪だった。
キルシュは今にも銃弾を哀に向かって放とうとしていた。
「ちょっと待ったあ!」
その状況に、声をかける存在がいた。
ヒョウちゃんだ。この緊迫状況下においても態度が変わっていないのはさすがというべきか。
「なに?妖精?」
激しい怒りのせいかキルシュの声は氷よりも冷たい。
「俺の存在を忘れるなああああああ!」
「ふん。魔法陣で封じられている状況で何が出来ると言うの?」
魔法陣の力によって、魔力を持つ物や生物は動きを封じられてしまっている。
当然妖精であるヒョウちゃんも例外ではない。
「だが、こういう力も俺にはあるんでね!」
ヒョウちゃんの姿が急速に変化していく!!
体がより大きくなり鋭い歯が生え始め、爪が伸び始める。
「な!」
変身が終わった後には美しくも恐ろしい野生の大きな黒ヒョウの姿があった。
黒ヒョウが巨大な咆哮を上げる。
「う、撃ちなさい!!」
ドン!!ドドン!ドン!!
黒服の男達が放った銃弾が変貌したヒョウちゃんめがけて撃ちこまれた!!
しかし、銃弾の雨は黒ヒョウをすり抜ける!
「くっ!」
黒ヒョウが跳躍する!!
轟然と襲い掛かった黒ヒョウは、黒服の男たちを次々と蹴散らしていった。
「な!」
キルシュが驚く間もなく、今度は黒ヒョウが、キルシュへと突進してくる。
身の危険を感じてひるんだとき……目の前の世界が崩壊する。
「げ、幻覚?」
ヒョウちゃんと哀が消え失せている。血の跡を残したままで……
そして、苦しげに叫んだり、何もないのに逃げ惑っていたりする黒服たち。
(妖精の能力のひとつね)
妖精に騙されたという話は数多い。妖精には幻覚を見せることができる能力を持っているのだ。
「だけど、それだけじゃあの魔法陣から逃れるなんて……」
(しまった!血!!)
魔法陣は、その複雑な模様にこそ意味がある。だからこそ魔力を持つのだ。
しかし、少しでもその形が消えてしまえば、もはやそれはただの図形にすぎない。
哀の血痕によって魔法陣の形が崩れ、「縛り」の魔力が消えてしまったのだ。
あきらかにキルシュの失策だった。
「探しなさい!!まだ遠くには行ってないはずよ!!」
キルシュは、幻覚から解放され正気を取り戻しはじめた残りの部下たちに命令する。
命令を受け慌ただしく黒服の男たちは動き始めた。
(く、いつのまにかあのカーバンクルの入った玉も奪われてしまったわね)
どうやらあのどさくさに紛れてカーバンクルも回収していったらしい。
(シェリー。逃がさないわよ!!)
キルシュが、歯軋りする。
組織にまで秘密にして、これほどまでにキルシュが執拗にシェリーを追う理由。それは、単純だった。
そう。キルシュ以外の組織の者にシェリーが捕まえられればただ殺されるだろう。
たとえ殺されなかったとしても研究を完成させるために働かされ、キルシュが危害を加えることはできなくなる。
(そして、あなたは魔法のテクノロジーにその手を触れた。で、私にとっては邪魔者なのよ。なら……)
キルシュ以外の黒の組織の手によって捕まえられる前に捕まえて、魔法のテクノロジーについてを吐き出させた上で……
「殺すしかないわよね。シェリー!!」
キルシュが激しく髪を振り乱しながら叫んだ。
「ふう。なんとか助かったなあ…」
ヒョウちゃんは、一安心する。哀は、路上で膝を抱えて座っていた。
あの場所から哀とともに瞬間移動して、しかも哀の脇腹の怪我を治したのでヒョウちゃんはかなり疲れていた。もう魔法は使えないだろう。
この世界では空気の魔力濃度が非常に少ないため、魔法を使うのは至難の業である。魔法を使うには、杖や魔法陣などの魔力を秘めた媒体が必要不可欠だ。
「こうやってカーバンクルを取り戻すこともできたし」
ヒョウちゃんがカーバンクルの入った玉を取り出す。
「しかしなあ。なんであの女は哀のことを知ってたのかなあ」
普通気づくはずがないのだ。子供が大人の姿になるなど信じる人間などいないのだから
「哀?」
ヒョウちゃんが哀の様子に気づいた。
哀の顔が真っ青になって震えている。
「どうした?哀?」
ヒョウちゃんが不思議そうに聞く。哀は、怖がった表情で自分の身体を抱きしめていた。
ヒョウちゃんが哀に心配そうに聞いた。
「まだキズが痛むのか?」
「そうじゃ……ないわ」
「じゃあ、今になって恐怖がよみがえったとか?まあ銃口を向けられれば誰だって……」
「そうじゃ……ないのよ」
哀は恐怖に震えていた。しかし、それはキズによるものでも、命の危険にさらされたものでもない。
それは、黒の組織と接触したこと、キルシュに見つけられてしまったことだった。
(今まで確証はなかったわ。でも、もう明らかだわ)
キルシュが魔法少女を、マジカルモンスターを追っている。それは明らかとなった。なら……
(歩美がいずれ危ないことになる。それは起こりえることだわ)
そして、哀は今のような黒の組織によるちょっかいに対して、マジカルモンスター捕獲のために立ち向かっていかなくてはならなくなる。
歩美が危険にさらされるかもしれないという恐怖。黒の組織に立ち向かっていかなくてはならないという恐怖。
そんな複数の恐怖に哀は翻弄されていた。
恐怖で怯える哀にヒョウちゃんが冷静に話しかける。
「哀。大分離れたとはいえ、ここはあまりさっきの場所から遠くないんだ。さっきの連中から逃げないと……」
「そう……ね」
まずは逃げなくてはいけない。それだけは確かだった。
空を飛んで逃げるのは、目立ちすぎる。歩いて逃げるしかない。
哀とヒョウちゃんは、黒の組織による追っ手から逃げるためにその場を後にしたのだった。
あとがき
はっはっは!探偵k、参上!!(ちゅどーん)
ということで、今回黒の組織編をお送りしました。
キルシュがマジカル☆哀を捕まえて直接対決!!
今回は、キルシュもマヌケなところが少なくかなりの本気モードでした。いや、珍しい。
さて、次回のマジカル哀は平次と和葉が出てくる話にする予定です。
後、目標として今年2015年中にマジカル哀の最終話まで書ききる予定でいます。あまりに今までペースが遅すぎたので。
なのでペースを早めて、できればこの目標を達成したいですね。
それでは、次回もがんばって書き上げます!!
探偵k様〜!!
今回の哀ちゃんはまたドキドキしました!哀ちゃんの葛藤も当然でシリアスに展開中している中・・・のヒョウちゃんはある意味笑いのオアシス的存在(爆)
最後はどうなるのか目が離せなかったけどヒョウちゃんの驚く活躍で(待てい)哀ちゃんも無事でよかった♪
次回は平次と和葉が出てくるのでさらに一層楽しみが増します!
小説楽しみに待ってま〜す!!by akkiy