作:真希様
そして楽しい買い物も終わり、もう夕方・・・
「そろそろ帰らな・・・」
「せやな〜・・・もう7時やし・・・」
「やね〜!つっかれた!」
「そや!これから海いこか!」
「こっこれから!?」
「あぁちょっと待って・・・」
そういうと平次は携帯を出した
「何すんの?」
平次はどこかに電話している・・・
かすかに電話の音が聞こえる
電話の会話
???:「はいもしもし?」
平次:「あ、おばちゃん?俺やけど・・・」
???:「あら平次君?」
それは和葉の家だった
電話の会話
遠山母:「何?なんか用?和葉ならまだ帰っとらんで?」
平次:「あぁ、今俺とおんねん」
遠山母:「なら安心やね」
平次:「今遠山のおやっさん帰ってんの?」
遠山母:「帰ってへんよ?今日は夜勤やから明日の朝にならな帰ってこんで?」
平次:「あぁ、ならよかった・・・今日俺らガッコいってへんのや・・・」
遠山母:「はぁ?なんやて?サボッたん?何で?」
平次:「いや、最近和葉の様子おかしゅーて・・・気になっとったんや。だから連れ出した」
遠山母:「そうやったん・・・母親なのに和葉の様子おかしいの気ぃつかへんかったわ・・・」
平次:「せやけど、遠山のおやっさんに言うと怒るやろ?」
遠山母:「せやね〜・・・あら?私かて怒るよ?」
平次:「えっ・・・」
遠山母:「けどま、和葉の気持ち一番よぉわかってんのは平次君だけやから許すわ!」
平次:「ほっホンマに!?」
遠山母:「和葉と平次君が遊びにいくのはしょっちゅうやし!また食事にでもいってんのやろ?」
平次:「サンキューな!」
遠山母:「遅くなってもええけど、ちゃんと送ってきてな!」
平次:「わかりました!」
すると平次は和葉の方に振り向いた
「うちに電話してたんやろ?お母さんなんて!?」
「ちゃーんと送ってこいやて!」
「そっか!じゃぁ海いこ!」
「遊ぶで〜!花火やろうか!」
そして花火を買って平次と和葉は海に向かった・・・
そして電車の中・・・
「あっそや!」
「ん?」
「蘭ちゃんと工藤君にメール送っとかな・・・」
メール内容: DEAR 蘭ちゃんへ★
心配してくれてありがとぉ!でも全然平気やで!(^^)今は平次と遊んでます!今から
海行くんよ!花火しに!そして驚きの事実!今日はガッコサボってしまいました(汗
でも西園寺さんのこと色々わかったし・・・西園寺さんのお姉さんに会ったんよ!すっ
ごい美人やった!なんか西園寺さんも色々事情があるらしいで!でな、そのお姉さ
んは純麗(スミレ)さんって行って、”ハッピー・ブライド”のデザイナーなんよ!でな、今
お店開いてんねん!すっごいいいお店やから行ってみて!工藤君と一緒にな!
場所は大阪なんやけど、来て損はないから!!じゃぁ今日はありがとう(^o^)丿
from 和葉
メール内容: DEAR 工藤君へ★
朝から心配させてごめんな・・・もう大丈夫やから!あと、工藤君にオススメ!!
今日行ったお店(大阪)に「ハッピー・ブライド」ってブランドの服がおいてあるんやけど
その服には意味あって「男性から大好きな女性に”僕の花嫁になってください”って意
見らしいんよ!(今日学校サボってお買い物してました/笑/でも大丈夫やからね)
せやから、だーい好きな蘭ちゃんに買ってあげたらどうですか?(笑)でも、高いから
要注意!!工藤君!男は直球で勝負やで!!!(>_<)/
from 和葉
〜その頃東京:毛利家:〜
「メールだ・・・和葉ちゃん・・・」
蘭は夕飯の片付けをしていた
「そっか・・・よかった!!返事送らなきゃ!」
メール内容: 和葉ちゃんへ
そっか!大丈夫そうで何よりです(^_^)西園寺さんも大変なんだね・・・でもそれはやっ
ぱし西園寺さんが乗り越えなきゃ・・・
あと、その大阪のお店新一といってみるね!!
服部君と海にいくの?いいなぁ!!ラブラブだねvv
from 蘭
そして蘭はちょっと携帯を見ながらメモリー検索をした。
携帯の液晶に写ってる文字は「工藤新一」
「・・・・」
「そっ送信!!」
〜そしてその頃:工藤家〜
「おっメールだ・・・」
新一は自分の家の書庫で小説を読んでいた
「”ハッピー・ブライド”ねぇ・・・」
メール内容: 工藤です。元気そうでよかった(^_^;)大阪のお店・・・行くけど・・・・いや行きたいけど
俺は蘭のことが大好きだけど・・・あのそういう意味の大好きじゃなくて!!(><;)
でも洋服は買ってあげようと思います・・・。
「おっまたメール・・・蘭からだ!!」
メール内容: 新一へ
今また事件でいないんですか?ねぇねぇ今から海行きたいなぁ・・・
from 蘭
「ガタガタッ!!!」
新一はいそいで髪の毛を整えて、服を着替えた
そしていそしで家から飛び出した
「博士!!」
「なっなんじゃぁ!?新一じゃないか」
「ハァハァ・・・今から海いってくっから!!」
「こんな時間にか!?もう外は暗いぞ!?」
「とにかく行ってくるから!!あと頼む!」
「おっおぃ新一!!」
新一は駆け出した
すると一度電柱の前で止まった
「あっ!」
メール内容: 蘭へ
今から行くから、待っとけ!海くらいつれてってやるよ!
「送信・・・」
するとちょっと新一は考え込んだ
そしてまた走り出した
「直球勝負か・・・」
〜毛利家〜
「あ、メール・・・!!」
ドタドタドタ・・・!!
「ヒィック・・・なんだぁ蘭?オメェ何慌ててんだぁ?ヒィック・・・」
「今から海行ってくるから!!」
「ははぁ!了解しましたぁ!!」
すると高いびきをかいて毛利探偵は寝てしまった
「ハァ・・・鍵かけてこ」
東京の恋は片思いに終止符をつけようとしている夜で・・・
大阪の恋は男性の気持ちに女性が気づいた一日だった
続く・・・
真希様の小説7話!!
あははははなんかメールのやりとりがすごい面白い!!
まさしく今風(笑)文字は言葉よりもある意味伝わりやすいからなあ〜♪
画面を見てあわてる新一が(笑) byあっきー