コナン&金田一@ 熱き夏の戦い
作:Gahal様


第一章

200X年夏
ここにある戦いが始まろうとしていた。

ここは、不動山市にある私立不動高校。
現在の時刻は午後5時、すでに授業は終了し、追試や部活動で残っている生徒以外はほとんど帰っていた。

この時、ミステリー研究会の部室には、某ユーレイ部員を含む全部員がミーティングのために集まっていた。
部長の名は七瀬美雪

美雪「それでは、以上でミーティングを終了します。」
ミーティングが終了し、部員達はそれぞれ帰宅の準備を始めていた。

金田一「ふ〜、やっと終わったぜ…って美雪!何でユーレイ部員の俺がミーティングなんぞに出にゃならんのだ!!」
美雪「何いってんのよ、今までろくに出てきてないんだから、せめてミーティングぐらいは出なさいよ。」
草太「そうだぞ、七瀬さんの言うとおりだぞ」
村上草太がいきなり現れ、美雪の肩を持った。

金田一「ふん、ほっとけ」



そして、部室の戸締まりをするため、その他の部員が全員帰って行くのを待ちながら、美雪は話を続けた。

美雪「ねえ、はじめちゃん」
金田一「あ〜?なんだ?」
美雪「高校生クイズに出ない?」
金田一「え?高校生クイズ?なんだよいきなり。」
美雪「まあいいからいいから、一緒に出ようよ。」
金田一「出ようて言ったってあれ3人1組だろ?3人目はどうすんだよ?」
美雪「それは、今から探すのよ」
金田一「今から探して見つかんのかよ、っていうか締め切りいつだ?」
美雪「締め切りはまだ先だけど…じゃあ、もし今日中に3人目が見つかったら一緒に出てくれる?」
金田一「ああ、いいぜ(くっくっくっ、今日中になんか絶対無理だぜ)」
美雪「よかった、じゃあ早速探さなきゃ」
草太「あの…七瀬さん?」
美雪「何?村上君?」
草太「俺でよければ…」
美雪「え?本当?よかった、ありがとう村上君!!ねえはじめちゃん、聞いてのとおりよ約束どおり一緒に出てね」
金田一「(そ、草太のやつ、余計なことを・・・)はぁ」

かくして、不動高校七瀬チームは結成された。が、
「フッフッフ…」
廊下に隠れながら金田一を伺う3人の影があった。



一方、こちらは米花町にある帝丹高校、こちらも授業は終わっており、ほとんどの生徒は帰宅していた。
空き教室に3人の高校生がいた。

園子「ねえ、高校生クイズに出てみない?」
蘭「高校生クイズか・・・面白そうじゃない、出ようよ新一!!」
新一「そうだな・・・よし、出てみるか」
園子「決まりね、それにしてもこれで優勝はもらったようなものね」
蘭「本当、新一がいれば優勝間違いないもんね。」
新一「おいおい、それはちょっと買いかぶり過ぎだって…」
園子「じゃあさあ、当日何着ていく?」
蘭「何って、普通でいいんじゃない?」
園子「だめよ、普通のじゃ、せっかくテレビに出るんだから、もっと目立たなきゃ」
蘭「たとえばどんな風に?」
園子「そうねえ、定番なのは3人でペアルックとか」
蘭「ペ、ペアルック!!?」
新一(定番…なのか?っていうか3人ならペアじゃねえだろ。)

園子「じゃあ、私と蘭がウェディングドレスで新一君がタキシードってのはどう?」
蘭「う、ウェディングドレスって」
園子「何よ、じゃあ羽織袴、十二単衣に角隠しにする?」
新一「だーっ、もういいかげんにしろ。普通でいいよ普通で」

というわけで、一応なんとか帝丹高校工藤チームが結成された。



そして、時はたち…関東大会当日




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<あとがき>
この小説は、私が初めて書いた小説の修正版です。
加筆修正により、少しはマシになったと思います。
2章以降も細かい修正を入れていく予定でございます。

Gahal様から戴いたコナンと金田一の合作小説!!!
高校生クイズにまさかの金田一vs新一が見れるなんてっっ(爆笑)どうもありがとうございます!!!
いったいどっちが勝つのかものすごく楽しみ!!!
ん?まてよ・・・・・関東大会?・・・って事は当然関西大会も・・・?←ないない(爆)
いったいこの続きは???ちなみにクイズもいっぱい出てきたりして・・・(笑) byあっきー
※クイズ等の一部修正加筆しました。H17.4/24

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