ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
爽やかなはずの休日の毛利探偵事務所の朝は、この騒々しく叩かれる扉の音で破られた。
「なんだよ。うっせーなあ」
コナンは面倒くさそうに頭を掻きながら探偵事務所の扉を開ける。
「ボウズー。来たったで〜」
「遊びに来たで〜」
西の高校生探偵、服部平次とそのガールフレンド、遠山和葉。コナンの知り合いの二人はまぶしい笑顔を見せた。
魔法少女 マジカル☆哀 東都タワーの激闘!! 平次と和葉来たる!! 前編
「で、なぜワタシが呼ばれたの?」
哀は開口一番コナンに聞いた。
平次と和葉、蘭とコナン。哀はその4人と共に毛利探偵事務所の前の路上に居た。
東京の方に平次と和葉が遊びに来た。それはいい。
しかし、哀がこの場に呼ばれる理由はあまりないはずであった。
「いいじゃねーか。たまには、こういうのもよ」
コナンは、哀に対して諭すように言って笑った。
「用がこれだけなら、ワタシはさっさと家に帰りたいのだけど?」
何やら「用があるから来い」とだけ告げられて、この場所に向かってみれば、平次や和葉、蘭と一緒に遊ぶ用事だったことに、哀は淡々とした表情をしながら帰ろうとした。
困るというほどではないにしろ、平次や和葉、蘭と一緒に遊ぶということに、哀はあまり積極的になれなかったからだ。
帰ろうとしてその場を離れようとした哀に、コナンが哀の心を射抜くように告げた。
「オメー。またなんか抱え込んでんだろ?」
哀が思わず振り返る。その瞳には、驚愕の色が浮かんでいた。
そう。哀は心に重荷を抱え込んでいた。
それは、黒の組織に関する事柄で、だ。
哀は、先日、黒の組織の魔法学研究者『キルシュ』と直接遭遇した。
その結果、黒の組織がマジカルモンスターがらみで動いていることは、もはや既定の事実だった。
そういうことであれば、もう一人の魔法少女プリティ♪歩美に黒の組織の手が及んでしまう危険性がある。
そして、マジカルモンスターを捕まえるために哀は黒の組織との対決も余儀なくされるかもしれない。
これらにおける事実に、哀は心に重くのしかかるようなプレッシャーを感じていたのだ。
だが、今までそんな様子を微塵もこの少年の前では見せなかったはず……
なのにコナンに心の動きを見抜かれていたことに、哀は驚きの感情を隠せなかった。
「バーロー」
そんな哀に向かって、コナンは「わかりきったことを」と言いたげに不敵に笑ってみせた。
「オレは探偵なんだぜ。推理するのは得意なんだよ。ま、もうオメーともそれなりに長いつきあいだしな」
「…………」
「だから、気晴らしのためにオメーを呼んだんだよ。ま、あの騒がしいヤツと一緒にいれば、少しは気が紛れるさ」
コナンが哀に向かってそう告げた時、コナンに絡んできた人物が居た。
「なんやー! 騒がしいヤツって、オレのことか? ボウズ!!」
「は、服部!!」
馴れ馴れしくコナンの頭を掴んだのは、色黒の肌をした西の高校生探偵、服部平次だった。
「おい、頭から手を離せ!!」
「イヤや! 騒がしいヤツっちゅうのは、聞き捨てならんからな!」
頭を掴まれて嫌がるコナンにますます絡んでいく平次。
そんな騒いでいる二人を哀はただ見ていたが、
クスッ
思わず哀は微笑する。
(まさか見抜かれていたなんてね)
コナンが、哀の隠し通そうとした心の動きを見抜いた。そのことを悔しく思う気持ちと同時に……
少し嬉しい気持ちも込み上げてきていた。
コナンと平次が大げさに騒ぐ中、哀は口元に微笑みを浮かべ続けていたのだった。
「で、この子も遊びに連れてくんか?」
哀を見ながら和葉が平次にたずねた。
平次と和葉、蘭とコナンの4人で遊びに行ったことはあっても、哀とはあまり話したことがないので、和葉は興味しんしんといった感じだ。
「ああ。そういうことみたいやな」
「へー。で、この子は何なんや?」
「ああ。このボウズの彼女や」
にやにや笑いを浮かべ、平次が和葉に伝えた。
「な、何言ってんだ!服部〜〜!!」
ぐしゃぐしゃにされた髪を直していたコナンは、血相を変えて平次に大声で詰め寄る!
だが、平次はにやにや笑いのまま平然と言ってのけた。
「なんや。ボウズ。照れることないやろ?」
どうやら騒がしいヤツと言われたことに対しての仕返しらしい。
「照れてなんかいねーよ!!」
「いやいや。オレにはよーお見通しや」
コナンと平次がまた騒ぎ立てる中、和葉は哀に向かって笑顔を見せて話しかけた。
「会うたことはあるけど、自己紹介はしてへんかったしなあ。ウチは遠山和葉。名前なんて言うん?」
「灰原哀」
「哀ちゃんかあ。よろしくなー。哀ちゃん」
「よろしく」
ただぽつりと返事を返すと哀は、和葉の元を去っていく。
「なんかウチ気に障ることしたんやろか?」
哀のひどくそっけない態度に、和葉は眉をひそめる。コナンが取り成すように答えた。
「ああ。気にしなくていいよ。あいつ。ああいうやつだから」
「へ〜。かなりの人見知りなんやなあ」
和葉は、離れていく哀を見ながらそう言った。
「で、これからどこに遊びに行くの?」
蘭がこの場にいる全員に聞いた。平次が真っ先に答える。
「せやなあ。この辺の地元を案内してくれへんか?」
「え!? 地元ってこの米花町のこと!?」
蘭が平次の言葉に驚く。
なぜなら、この米花町に見るべきものがあるようにはあまり思えなかったからだ。
だが、平次はふざけているといった感じでもなかった。
「そやそや。いっぺん自分らが生活しとる所を改めて見回ってみたい思てなあ。このボウズが通(かよ)てる小学校とか、あんたが通てる高校とか、公園とかを探索しよう思とんのや」
この平次の提案に、和葉は反対の声を上げた。
「えー! ウチは、せっかくこっちに来たんやし服とか買(こ)うてきたいんやけど?」
「アホ。服なんかいつでも買えるやろ! それより、こっちも地元を紹介したことがあったんやし、今度はこのボウズたちの番や!」
「でもー!」
まだ不満そうな顔をする和葉に平次は少し突き放すような口調で告げた。
「今回かてオマエが勝手にくっついてきたんやろ?なんならオマエだけ別行動でもええんやで?」
「むー」
まだ口をとがらせて納得できないような表情をしていた和葉だったが、少し考えた後、気持ちを切り替えたように明るい笑顔を見せた。
「まあええわ。服なんかいつでも買えるもんな。今回は、平次の提案につきおうてあげるわ」
「よっしゃ! これで決まりやな! ほな、工藤のねーちゃん。よろしく頼むわ」
「う、うん」
遊ぶ先が地元の米花町ということにいつのまにか決まり、蘭はやや困りながらもそれを受け入れた。
「でも、どうしようかなあ。どこ案内しようかな?」
蘭が地元を案内することになりどこを案内しようか悩んでいると、
「せやな。まずはこのボウズの小学校を案内してくれるか?」
平次が行きたい場所を告げた。
「お、おい! 服部?」
自分の小学校のことが行き先に選ばれ、コナンは戸惑いを見せる。
「どういうことだよ? 服部?」
「ま、別にええんちゃうか? ほな、ねーちゃん行こか?」
「う、うん。わかったわ」
平次にうながされ蘭は帝丹小学校への道を歩き始めた。
哀、平次と和葉、蘭とコナンの5人は帝丹小学校の校門へとたどりついた。
当然のことながら、休日なので学校は閉まっている。児童の姿もあまりなくいつも騒がしい平日とは違って、静かな雰囲気だった。
「おー! ここがボウズたちがいつも通てる小学校かー!」
そんな雰囲気の小学校の前で、大声をあげる色黒の高校生探偵。
そんな平次を見ながら、蘭が答える。
「う、うん。ここがコナンくんの通ってる帝丹小学校よ。そうよね? コナンくん」
「ああ」
なぜコナンの小学校に平次が来たがったのかよくわからず、蘭はやや困惑気味になりながらわかりきっていることをコナンに聞く。コナンもぶっきらぼうに答えた。
「ほー。そうか。そうか」
平次がどこか納得したような感嘆したようなそんな声を出す。
「ねえ、和葉ちゃん? なんで平次くんはコナンくんの小学校に来たがったのかな?」
蘭が不思議そうに和葉にたずねる。和葉は少し首を傾げるしぐさをした後、困惑顔で答えた。
「それが。わからへんねん。なんや大阪の平次の家でな。新聞読んでた時に『こりゃ一度あっちに行かなあかんな』とかつぶやいてたんやけど……」
だが、なぜ帝丹小学校に来たのかよくわからない。
蘭と和葉の二人がお互い困った顔をしていると、平次が提案した。
「よっしゃ! ほなさっそく入ろか」
「え? 入るの?」
蘭が驚いた顔をする。そんな蘭に対して、平次が当たり前といった感じに告げた。
「せっかく来たんやし、入らんでどないするんや。それに遊んでる子供もおるみたいやし。大丈夫やろ」
というと、平次はさっさと小学校の中へと入っていく。
「あ、待って! 服部くん!」
蘭たち4人が平次の後を追って、小学校の校内に足を踏み入れた。
哀たち5人が小学校の校庭へと入る。そこでは、2、3人の子供たちがサッカーボールで遊んでいた。
平次はいやに真剣な顔で校庭を見回すと、しゃがみこんだりして校庭の土を触ったりしている。
「平次くん。何してるの?」
「いや、ちょっと確かめてるだけや」
そんな平次の様子を疑問に思った蘭がたずねる。平次は蘭の顔も見ずに答えた。
「確かめるって、何を?」
蘭の質問には答えず、平次はサッカーをして遊んでいる子供たちの方へと一人で走っていく。
「おおー! 自分らー。ちょっとええかー?」
一人の男の子が遊ぶのを止め、平次に向き直る。
蘭たち4人が見つめる中、平次は向きなおった男の子に話しかけてるようだった。
平次が話しかけたことに男の子が答える。男の子は、両手を大きく広げるしぐさをして、平次の質問に答えているようだった。
平次は真面目な顔で子供の話に聞き入っているようだった。
蘭がそんな平次の様子を見てつぶやく。
「平次くんって、子供好きなんだね」
「ちゃう」
「え?」
蘭の言葉を和葉が否定する。
「あれは、探偵の捜査をしている時とおんなじ顔や」
真剣な顔で和葉は平次の表情を見てそう告げた。
「捜査の時と同じ?」
蘭が不思議そうな声でつぶやく。哀たち4人が見つめる中、平次は真剣な表情で子供たちの話を聞いていた。
「よっしゃ! ほな次に行こか」
子供たちと話し終えた後、帝丹小学校の校門へと戻ってきた平次は、ついてきた哀たち4人に対してそう告げた。
小学校の校内へ平次が入ろうとする一幕もあったが、それは和葉に止められた。
「そんじゃ、ねーちゃん。オレらはこないなルートでこの町を見たかってんけど案内してくれるか?」
と言うと、平次は持っていた米花町の地図を見せる。その地図には、いくつかの点がつけられており、その点を通って回るルートが書かれていた。
「うん。いいけど。えっと、米花公園、米花商店街、米花デパート、アンティークショップ九月堂?」
蘭が九月堂の名前を呼んだ時、哀とコナンがぴくりと反応する。
「でも、たしか九月堂って殺人事件が起こったとかで、もうやってないらしいけど」
「ほうか〜。ほれは、残念や。けど、一応そこも回ってくれるか?」
「え、ええ。わかったわ」
蘭が少し困惑した顔でうなずく。哀とコナンがお互いに目配せをし合った。
「ほな、出発と行こか」
そんな哀たちを気にも留めないで平次が出発の号令をかけた。
小学校を出発した後、哀たち5人は米花町をあちこち見て回った。
米花デパートにまで来たはいいが、なぜか屋上だけ見て回ったり、米花商店街の店の人に質問したり、閉まっているアンティークショップ九月堂を見つめたりと言った感じの行動をする平次を連れて、5人は回る。
「ねーちゃん。あれは何かあったんか?」
米花公園に行く途中で、平次が指を差す。
それは、電信柱を新しく直している光景だった。蘭が答える。
「何でも落雷があったとかで倒れたんだって」
「ほー。そうなんや」
「でも、その落雷があったらしい日は、晴れてたはずなんだけどなあ。黒い雲も見てないし。おかしいよね」
蘭が疑問の顔つきでそう答えた時、和葉が平次に呼びかけた。
「なあー。平次ー」
「なんや、和葉」
「ウチ、めちゃくちゃ退屈なんやけど」
和葉が不満げな顔で平次に文句を垂れる。
「米花デパート行った時もなんでか店見いへんし、商店街の時かて買い物せえへんし、あとアンティークショップは閉まっとったし……」
ぶつぶつと愚痴を言う和葉に対して、平次はうっとおしげに告げた。
「せやから、こっちの方に来る前に言うたやろ。オマエがついてきても退屈やって」
「そやけどー」
和葉がうらめしそうな目で平次の顔を見つめる。せっかくこっちに来たのに平次の不可思議な行動で楽しめないのが不満そうだった。
「あー。わかった。わかった」
そんな和葉の視線に根負けしたのか、平次がとりなす様に言った。
「米花公園に行ったら、とりあえずオレの行きたいところは終わりや。その後は、オマエの好きにしてええぞ」
「ホンマ? なら、ウチこっちの方に行きたい店あるからつきおうて。あとあそこの店とここと……」
「よー。わかった。わかった。そやけど、時間がないからこの近辺で済ませとけよ」
和葉が地図を見せて、平次に迫る。それを平次は、適当にあしらっていた。
米花公園に到着すると、平次が辺りを見て回ったり、たまたま来ていた主婦の集まりに質問したりといった光景があったものの、それで平次の用事は終わったらしい。その後、和葉につきあって服屋やアクセサリーといった店を5人は見て回った。
「で、なんで来たんだよ。オメー」
そんな質問をコナンが問いかけたのは、最後に和葉が行きたいと言った東都タワーの大展望台で平次とコナンが二人になった時だった。
蘭と和葉は二人で窓の近くで景色を見てはしゃいでいる。哀は、コナンのやや近くで退屈そうにしていた。
「なんやつれへんやっちゃな〜。工藤」
ジト目で見るコナンに平次は笑って答える。
「別にええやろ。オレがこっちに来てみよっても」
「オメーがこっちに来た本当の目的は何だ?遊びに来たってわけじゃねーんだろ?」
疑問を投げかけつつも、コナンは薄々平次が来た目的に感づいていた。
「なんや。工藤。オマエかて気になっとるんやろ?」
「なんだよ」
「この米花町を舞台にした連続爆破事件や。かなり物騒になってきよったようやし…」
平次の顔が、真面目な物に変化する。
「警察の捜査は難航。しかも、怪物が現れたり、情報は混乱しとる。これは気になって仕方なかったわ」
「だからオメー爆破事件が起きた場所を見て回ってたのか?」
「そうや。せやけど、こっちに来ようとしたら、和葉のアホがついてこようとしてな。しゃあないから、一緒に現場を見て回ったちゅうわけや」
平次の説明に、コナンが呆れたように疑問をぶつけた。
「オメー。それなら、和葉ちゃんを蘭に任せて、別行動してオレと回ればよかったんじゃねーか?」
「あ! そやったなあ。失敗したわ!」
平次は今気づいたのか、ややまずったという表情をした。
「で、どうなんや? 工藤。オマエの意見は? まあオレが聞き込みしてみた限り、怪物が現れたって言う子供はおったりしたけど、まさかそんなもんがおるわけもなし。まあ見間違いかなんかやと思とるけど」
「なあ。服部?」
コナンは神妙な顔つきで平次に呼びかけた。
「なんや?」
「……お前……魔法ってあると思うか?」
「ハア!?」
コナンから出た突拍子もない言葉に平次は、思わず甲高い叫び声を上げた。
「何言うてんねや? 工藤!? 探偵は、真実を追い求めるもんやろ。そんなもんあったら、何でもやりたい放題やないか!?」
真実を追究する。それが探偵である。
不可思議なことを魔法とするのは簡単だが、それに逃げていては探偵ではありえないのだ。
「そうだな。気にしねーでくれ。」
コナンは、バカなことを言ったと思ったのか大きく手を振った。
「魔法でも使うて元に戻りたい……そう思てんのか? そうすりゃ、ねーちゃんに心配かけんでもすむ」
平次とコナンの視線の先では、蘭と和葉がはしゃいでいる。
「そうなのかもな……」
コナンは何度も元に戻った。
平次の持ってきた白乾児。哀のつくった解毒薬。そして、魔法少女。
一応ロンドンで伝えるべきことは伝えたが、それでも元の身体に戻れない状況に変わりはない。
もどかしいといった表情でコナンは蘭を見つめていた。
そんなコナンの姿に、ちらりと哀は目線を送った。
東都タワーの観覧も終わり、哀たち5人は地上の入り口へと戻ってきた。
コナンと平次が二人、こそこそと会話を交わす。
「で、工藤? 連続爆破事件について、オマエの意見聞かせてもらおか? あとなんか空を飛んどった女がおったとかって話もあるんやけど、オマエはどう思ってんねや?」
「あ、そ、そうだなー」
コナンは、歯切れの悪い言葉を返す。その連続爆破事件の犯人の正体を知っているだけに、どう平次に対応するか困っているようだ。
そんな平次とコナンのやりとりを見ながら、哀はやや退屈だったこの集まりをそろそろ抜け出そうとしていると、
バリバリバリ!!
5人のいる辺りから右手のやや遠くでプラズマのような音が響き渡る。
「な、なんや!?」
平次が驚いてプラズマのような音がした辺りを見る。和葉と蘭もそれぞれ驚愕の表情で平次の見ている方向に視線を送った。
哀とコナンは、それぞれ気を引き締めた顔になる。
空間が歪み、マジカルモンスターがその姿を現した!
あとがき
はっはっは!探偵k、参上!!(ちゅどーん)
ということで、今回は平次と和葉登場編です。
平次と和葉が米花町に遊びに来ました。哀を含めた5人は米花町を回ります。しかし、平次の目的は米花町で起きている連続爆破事件の捜査でした。
最後に訪れた東都タワーの地上の入り口で、平次と和葉、蘭がマジカルモンスターと初遭遇!!
といったところで次回に続きます。
探偵k様
小説新作ありがとー!!!まさかマジカル哀に平次が出てくるなんて!!!(狂喜乱舞)
ありがとうございます(爆)
今回は前編・中編・後編の三部作!!
やっぱり平次が出るとコミカルで楽しいですな♪
是非中編もみなさま楽しみに待っててください〜♪ by akkiy